先生ははじめに以下のように述べられています。
『・・膠原病になぜ丸山ワクチンを使うのか？私も詳しくは知りませんが推論を述べます。膠原病は免疫機構の異常であるが全体的な異常ではありません。一部の免疫機構の異常なわけです。』
この部分でも、自己免疫疾患の理論の把握に間違いがあります。
医師といえども分野を越えての理論などについては詳しくご存知とは思いません。
そのあたりのことはアレルギー専門医を含め友人や知人の医師のお付き合いもありある程度わかります。
そのことから先生においても、丸山ワクチンが効いて減量できたかどうか、理論も解からず断定は出来ないことから推論の領域なのでしょう。
先生が述べられたのは、理論は解からないものの確かに丸山ワクチンに効果もみられ、全ては否定できないということをご自身の診療に基づき実例をあげて説明されているわけです。
何十万人にも有償治験をしていることからなぜに具体的な結果をはっきり出さないかという疑問も解かります。
先生も「私のdataならまとめてあるのでいつでも差し上げるのに。なぜそうした行動にでないかは不思議です。・・大規模調査をすべきです。」とおっしゃっています。
しかし、ガンの場合、先生がおっしゃるくすぶりがたとか再発予防に効果が認められるものの、再発ガンや進行ガンにはガン細胞総量から無力であるケースが多いでしょうし、
併用する療法も日医大から支持は出来ず、免疫療法とは相反するものもあり、更に同じ部位のガンであったとしても細胞の分化度によっても進行度も異なるなど、統計をまとめるにはあまりに困難であろうかと思えます。
また現段階では特異的能動免疫の分野でのガン抗原を利用した免疫療法が最も最先端の研究となり、時代は変わりつつあります。ことさらに有用性を持ち出す時代でなくなりつつあるとも思えます。
そのようなことから、結果を出すことは困難でしょうし知る人の丸山ワクチンで良いのではないかと私は思います。
アレルギーへのことですが、
「ＩｇＥ抗体の産生も起きるためにそれほど効果がでないのでは」と書かせていただきましたように、
ＩｇＥ抗体の産生〔も〕起きるため
それほど効果がでないのでは
ということです。
以前にトピ主さんの書き込みもありましたが、ある時期改善はしたものの治癒はされていないようです。
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