免疫療法は、広い意味で何らかの手法で白血球の活性化を起こし、
体内の異物（腫瘍の細胞やウイルスなど非自己のもの）を白血球が認知し排除する療法を言います。
健康食品も東洋医学の手法も、ある意味ではそれに属するもので、自然治癒力と表現もされますが免疫の活性によってなされるものでしょう。
丸山ワクチンは結核菌成分からなり、これを皮下注射することにより、強い異物の認識が白血球に起きて、ウイルスやガン細胞にも認知がおよぶ効果と思います。
接種している人が風邪にもかかりにくいと言うことも、常に白血球を刺激している効果と思うのです。
その他、免疫療法はさまざまなものが有りますが、
免疫療法と白血球にダメージを与える化学療法や物理療法との併用については、
免疫療法を優先する立場から考える場合は、白血球が減少弱化することから併用は充分な効果を得られず好ましくないわけです。
化学療法や物理療法を優先するときの立場からは、丸山ワクチンなどの免疫療法を併用すれば白血球に刺激を与えることから、白血球の減少を少し抑えることは出来るという効果があり、副作用の軽減になるということになります。
化学療法や物理療法と併用する時の最も良い考え方は、それらを短期間行い、継続はしないように配慮することであろうと思います。
その意味は、先ずはそれらによりガン細胞の総量を若干でも減らすことと、ガン細胞を破壊することによる癌細胞の膜抗原をあらわにさせ認知を捉す（寛容状態を解く）可能性があるとされます。
長期に併用をしては白血球の強い活性は当然に望めませんから、免疫療法の意味はなくなります。
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