今年、友人(戦友)3人が、天に召されました。 3人とも、友人として誇りに思える程、最期までガンバリました。 今、3人は、私の心の中で、ふっくら元気な姿で、ニコニコ笑っています。
そのうちの1人は、丸山ワクチンを射っておられました。 そういえば、彼女が最初に日医大まで行くのに、付き添いました。 3人で行きました。もう1人は、参考にしたいと見学者でした。 私は神田で息子の大きなサイズのスキーパンツを買う為に、先に別れましたが、「お昼は松坂屋の食堂にしたのよ。」 と、聞いて、一緒に帰りたかったな。と思ったものです。 メンバーの出来事、とにかく、細かい事いろいろな事を覚えているので、想い出話しに、こと欠きません。 今、メンバーが減るという事が、一番の恐怖です。
そして、その方の香典返しの替わりに、一通の薄墨の手紙が届きました。
粛啓 〜中略〜 本日、七七日忌法要も滞りなく相済ませました 就きましては供養の印しまでにご芳志を故人の遺志をくみ 日本医科大学付属病院「ワクチン療法研究施設」へ寄付致し御礼に代えさせて頂きました 何卒御諒承下さいますよう御願い申しあげます 先ずは略儀ながら書中を以て御礼旁々御挨拶申し上げます 敬具 平成一四年十一月
彼女の前向きで諦めない日々が想い出されました。 「希望を繋ぐ」という事が、どんなに尊い事か、感じています。
|