拝見しましたので私の意見を申し上げます。 患者側に立ってご助力をされているnored先生より、丸山ワクチンにおいてもご協力を頂いているとのことでございました。
>膠原病になぜ丸山ワクチンを使うのか?私も詳しくは知りませんが推論を述べます。膠原病は免疫機構の異常であるが全体的な異常ではありません。一部の免疫機構の異常なわけです。ですから各々の免疫機構の異常に合わせて病状も異なり病名も異なります。ここまではよろしいですか?ここから先は私の推論です。異常が生じた免疫機構以外の場所は相対的に低下、失調している可能性があります。従い丸山ワクチンはこうした免疫機構の低下している所に作用して補う作用があるのではないかと考えます。あくまでも推論ですが。そのため私個人としては自分から膠原病患者さんに主体的に丸山ワクチンを薦めたりはしませんが委託があれば引き受けます。いまの所各々の主治医からは効果があるので続けてくださいと依頼されています。皆さんステロイド、免疫抑制剤の減量、中止に成功されています。これは事実ですが丸山ワクチンが効いて減量できたかどうかは推論の領域でしょう。
以上の件ですが、
SLEなど自己免疫疾患は、自己の細胞の破壊がきっかけとなり、その細胞や成分に対する抗体(自己抗体)が出来、自己の白血球により抗体を伴い継続した破壊が起きる疾患、と専門書に記されています。 よく免疫の異常と言われることがありますが、そうであれば限定された組織の細胞だけに破壊は起きません。 また、血液は循環しているものですから、特定の部位だけの免疫の向上とか低下はありません。
原因は、細胞そのものが異物性を発現していることによるとされています。 異物性をもつ細胞は白血球により破壊されます。 ステロイドまたリウマトレックスなどの免疫抑制作用をもつ薬剤は、破壊する側の白血球の作用を抑えます。
丸山ワクチンは、免疫抑制作用はありません。結核菌成分投与による免疫刺激です。それによりステロイドや免疫抑制剤が減量できるという効果はその代用となるものでもありません。 自己の細胞に異物性を発現させる何らかの因子の排除に効果が出ているものと思われます。
従って、丸山ワクチンという非特異的な免疫療法においても、体内の根本の異物(ガン細胞やウイルス)の排除において様々な疾患に効果があると思うのです。
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