>完全に否定しないのは腎臓癌の再発予防、ATLのくすぶり型の進展防止、C型慢性肝炎における肝臓癌の予防・再発率低下、前立腺癌手術後再発予防などの各々の項目について丸山ワクチンの長期投与効果の是非について確定的な証拠がないからです。
なんだかなぁ 「確定的な証拠がないから否定できない→肯定」ですか? 「肯定できる根拠がない→否定」 とした方が似非治療から患者を守ることにならないかなぁ? メシマコブやウコンなどの業者が、「仮説段階」で、鬼の首を取ったように、効き目があるように誤魔化して、騙しているのと変わらないような気がするなぁ 膠原病に対する投与にしても、「癌以外」の目的外に「治験薬」を用いているのは、治験の運用上、大問題だと思うよ 私立医大からの使用依頼も、単に自分たちの手を汚さないための方便に使われているだけのような気がする。nored先生、かわいそう。
ちなみにヘルシンキ宣言(日本医師会訳);ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則;Bすべての医学研究のための基本原則:大13項を引用しておきます。治験薬は、保険医薬品ではなく、実験的医療で用いるにしても綿密な実験計画が、実験の前にできていないと意味がない。大規模治験をして、肯定も否定もできない、というか結論が出せない治験は意味がない。丸山ワクチンはこの点でも医薬品の資格に値するのか疑問。
(ヘルシンキ宣言より) 13.すべてヒトを対象とする実験手続きの計画および作業内容は、実験計画書の中に明示されていなければならない。この計画書は、考察、論評、助言及び適切な場合には承認を得るために、特別に指名された倫理審査委員会に提出されなければならない。(以下省略)
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