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現在、フラフージは試作品として、段ボール紙と針金とで出来ています。
一つひとつ手作りですが、将来、これが飛ぶように売れるようになった暁には、
大量生産できるような体制にしたいと思います。(夢)
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今回、穴を塞ごうと思う、敷地の境界にあるブロックです。
ちょうど雨上がりだったので、表面が湿っています。
もし乾燥しているようなときには、モルタルの接着が良くなるように、
水を掛けるなどして、湿らせておくと良いでしょう。
また、泥などで汚れているときには、汚れを落としておくと良いでしょう。
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穴の中を覗いてみると、空が映っています。
しっかりと雨水が溜まっていて、撮影している私の元に蚊が集まってきました。
恐らくボウフラの棲家になっていそうです。
内側には苔が生えていますが、入口から離れているので、作業には差し支えなさそうです。
入口付近に苔が生えているときには、ワイヤブラシなどでゴシゴシ削り取って、
モルタルが接着しやすくしておく必要があります。
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有り合わせの道具を集めました。DIY でちょっと使うだけの寄せ集めです。
- モルタルをこねるときに下に敷くトロ舟。昔100円ショップで買った大きなトレーです。
年季が入っているため隅が欠けてきているので、割れないように注意して扱わないといけません。
- ミニ片手鍬。平たい鍬です。これも100円ショップで買いました。
モルタルをこねるときに、非常に重宝します。
- 移植ごて。カタカナで、ハンドスコップとかハンドシャベルと呼ぶようです。
モルタルをこねたり、すくったりするのに使います。
- 左官ごて。かなり昔に、ホームセンターで買ったものです。
今なら100円ショップにも売っていそうです。
きれいな仕上げをしたいときに、ブロックの上面全体にモルタルを塗る際に必要です。
穴を埋めるだけなら、なくても構いません。
- スプーン。モルタルを穴に詰めるときに、あると便利です。
なぜか、このスプーンは土の中に埋まっているのを見つけたものです。
こんなときに役に立つとは予想外でした。
- 園芸用土入れ。
セメントと砂を調合してモルタルを作るときに、1対3の量を計るのに利用しましたが、
移植ごてを使えば十分ですね。これは特に必要ありません。
割高になりますが、インスタントモルタル(インスタントセメント)を使用するなら、調合の手間もありません。
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フラフージは地球にやさしいエコな商品ですので、使用済み段ボールを材料にしています。
段ボール箱の印刷はそのままですので、見栄えはよくありません。
施工後にはモルタルの下に隠れて、フラフージは見えなくなるし、
モルタルが硬化するまでの間だけ形を保っていればよいので、見栄えを気にする必要はないのです。
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フラフージをブロックに取り付けたところです。
モルタルを詰める直前に、フラフージを取り付けてください。
フラフージを取り付けた状態で、長時間置いて、雨ざらしにしたりすると、
試作品のフラフージは使い物にならなくなります。
丈夫なフラフージの需要が多いようなら、材料の改良を検討したいと思います。
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ブロックに取り付けたフラフージを近くから見たところです。
ブロックが古くて、風雨にさらされて小石がむき出しになっています。
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フラフージの上にモルタルを詰めている様子です。
スプーンですくって、少しずつ穴の中へモルタルを入れていきます。
スプーンの先でつついて、穴の隅々までモルタルを広げます。
表面はスプーンの背でなぜると、きれいになります。
土の中に埋まっていたスプーンが、こんなに役立つとは本当に意外でした。
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穴にモルタルを詰め終わったところです。
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1日経って、モルタルが硬化したところです。
これで完成です。
もう雨水が穴に溜まってボウフラが湧くことはないでしょう。
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もうひと手間掛けて、外に出ている針金をニッパーで切除しているところです。
将来、針金が錆びて汚らしくなるのがいやな場合は、こうしておくとよいでしょう。
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針金を切除した様子です。
これも完成状態です。
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ブロックの色とモルタルの色が違って、いかにも穴を埋めた感じで目立つのが嫌な人は、
ブロックの上面全体にモルタルを塗って仕上げましょう。
出ている針金はそのままで、モルタルの中に塗り込んでしまいます。
左官ごてを使って、平らに仕上げます。
このときも、ブロックが乾燥している場合には、
モルタルの接着がよくなるように、水で濡らしておいてください。
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仕上げの上塗りが終わったところです。
素人作業なので、デコボコしていますが、ドンマイです。
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数日経って、仕上げのモルタルが硬化したところです。
丁寧な仕事の完成です。
ここまでやると、次は周囲の雑草が伸びているのが気になってしまいます。
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上記の作業手順を追ってみると、ブロックの穴を埋めるのと同時に、
仕上げの上塗りまで済ませてしまった方が、
作業が楽になると思われる方がいるのではないでしょうか。
実際にそうしてみた結果が左の写真です。
穴のあった場所の周囲に、小さな亀裂が出来ているのが見えます。
モルタルは硬化するときに若干縮むため、
それが原因で、仕上げした表面に亀裂が発生したものと考えられます。
上塗りのモルタルを厚くすることで、亀裂の発生を防げるかも知れません。
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